アリの食生活

キバハリアリ亜科、ハリアリ亜科といった下等なアリ類は、ほとんどが肉食ですが、中には特殊な食物に限定されるものもあります。ワタセハリアリやミゾカシラハリアリは、ムカデ類の卵を主食とします。また、ウロコアリはトビムシ類、クビレハリアリは他のアリ類を主食とします。
高等なアリでは植物を食べるものも見られます。クロナガアリは、秋に草の種子(しゅし)を集めて巣に蓄え、冬から夏の間は地中の巣の中で生活します。トビイロシワアリは、肉食の他に種子を集めて食物とします。中央アメリカから南アメリカに住むハキリアリは、植物の葉を切り取って地中の巣に運び、その上にある種の菌糸(きんし)を培養(ばいよう)して食べるといった特殊な食性を持っています。
高等なアリの多くは雑食性(ざっしょくせい)で、動物性食物のほかに花や葉の蜜腺(みつせん)の分泌物(ぶんぴつぶつ)、アブラムシやカイガラムシなどの分泌する甘露(かんろ)など多くのものが加わります。特にアブラムシとの共生関係(きょうせいかんけい)は安定して食物を獲得するうえで重要と考えられます。
ちなみに、私が飼っているトビイロケアリは、ササミとハチミツが大好物です!!
